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Q2 年俸制契約社員で働くことにしましたが、残業代が年俸に含まれているといわれました。残業代はあきらめなくてはならないのですか?
A:契約社員でも、労働基準法が適用されます。
労働時間は、原則1日8時間、1週40時間です。
A:年俸制とは、プロ野球選手など見聞きするように労働者の能力や仕事の
成果などを評価して1年間の総賃金を決めることです。
労働基準法24条では、賃金支払いの原則は
(1)通貨支払い(2)直接支払い(3)全額支払(4)毎月1回支払いとなっている。
銀行引き落としは、労働者の同意が必要。
A:しかし、年俸制を導入していても、残業代などは支払いが必要です。
年俸制にすれば残業代を支払わなくて良いという企業がありますが
あやまりです。年俸は、年間所定労働時間だけ働いた分に対する年俸
となります。
A;もし、残業代込みとするなら、
あらかじめ、時間外労働○○時間分込みと明示しなければなりません。
それを超えた分の残業時間については、法律どおりの支払いが義務つけら れます。
[ Top of News > 労働相談Q&A ] 掲載 2007/10/04