ACW2 News
1月10日 読売新聞で報道されました
働く女性の全国組織、設立へ
女性の労働相談やセクハラ裁判の支援などを行ってきた各地の女性が連携し、全国組織「働く女性の全国センター=ACW2(Action Center for Working Women)」を設立する。今月20日、東京都内で発足記念イベントが開かれる。
呼びかけ人は、賃金差別裁判の支援や均等法の改正運動、労働相談などを行ってきた東京、北海道、大阪など各地のグループの15人。これまでは各グループが個別に活動してきたが、パートや派遣社員など非正規労働者として働く女性が全国的に増え、国の審議会で労働法制の改正論議が進められていることを踏まえ、全国的な組織を作ることになった。「現場の声を制度改正の議論の場に届けたい」と、代表に就任する予定の女性ユニオン東京の伊藤みどりさん=写真中央=は話す。
センターでは、年会費1000円で会員を募り、制度改正などの最新情報を共有、紛争解決の支援、研究や啓発、政策提言などを行う。相談が寄せられた時は、各地の窓口やグループ、弁護士などを紹介することも考えている。
呼びかけ人の一人で国際基督教大教授の田中かず子さん(社会学)は「海外の働く女性とも連携できるようなセンターにしたい」と話す。
詳しくは、事務局(03・5304・7383、女性ユニオン東京内)、ホームページ(http://acw2.org)で。発足記念イベントは20日午後1時から、東京都千代田区の在日本韓国YMCAアジア青少年センターで開かれる。
(2007年1月10日 読売新聞)
[ Top of News > ニュース ] 掲載 2007/01/10